GEXのバクテリア剤『ベストバイオ』『サイクル』『育てるPSBウォーター』の
それぞれの特徴は以下をご覧ください。
・
ベストバイオ
⇒水槽の中のエサの食べ残しや魚のフンを分解して「アンモニア」という物質に変えます。
ベストバイオを使わなくても、水の中のバクテリアが同じ動きをしてくれますが、時間がかかります。
そのため、生物ろ過サイクルの最初の段階としてベストバイオを用いるのがおすすめです。
ベストバイオは、必ずカルキ抜きをした水に使用してください。
・
サイクル
⇒「アンモニア」はそれ単体では魚にとって有害となります。
サイクルは「アンモニア」を有害度の低い「亜硝酸」に、
更に「硝酸」へと分解を進める役割を持つバクテリアが配合されています。
そのため、ベストバイオと併用する場合は、ベストバイオを先に入れ、
数日後にサイクルを入れるのがおすすめです。
定期的な水換えを行うことで、最終的に「硝酸」にまで分解された物質が水槽の外に排出され、
水槽の中できれいな水が維持されます。
サイクルは、必ずカルキ抜きをした水に使用してください。
・
育てるPSBウォーター
⇒上記の2つは汚れを分解する役割を持つバクテリアでしたが、
PSBウォーターにはまた異なる種類のはたらきがあります。
PSBウォーターには光合成細菌というバクテリアが配合されています。
水質浄化の視点では【サイクル】に近いろ過効果がある他に、
光合成細菌をエサにして育つバクテリアやプランクトンを増やす効果があります。
生まれたての稚魚には、このPSBウォーターと生きたプランクトンフードとの併用がおすすめです。
育てるPSBウォーターは、必ずカルキ抜きをした水に使用してください。
いずれの種類においても、ボトルをよく振ってから使用し、
開封後は約半年を目安に、なるべくお早めに使い切ってください。
また、適度なエアレーションはバクテリアを活性化します。
バクテリアの住処となるリングろ過材や底砂を入れることで
りバクテリアの活性・繁殖が促進されるので、
きれいな水作りに是非取り入れていただくことをおすすめします。